ふるさと魅力化フロンティア養成コースにおいて津和野町での実習を実施

2017年2月23日

 教育開発センター内にある地域教育魅力化センターでは、2月3日~5日に島根県鹿足郡津和野町において、ふるさと魅力化フロンティア養成コース「地域コーディネーター実習」を実施しました。

 この実習は、講義で学んだ知識をもとに、地域コーデイネーターの役割を体験し理解を深めることを目的としています。受講生は、津和野高校が地域の課題解決に挑戦する部活動として位置付けている「グローカル・ラボ」への参加及び関係者との意見交換から、高校を中心としたこの地域の更なる魅力化に向けての提言を発表しました。成果発表会では、宮本津和野高校長、自治体関係者などが受講生の提言を受けて、和やかに意見交換を行いました。

-------受講生の声-------

20代(男性)地域おこし協力隊
 2月の津和野実習は、最後の現地実習にふさわしく4月からの養成コースでの学びが体現される結果となったのではないでしょうか。その一つ目が、津和野町の現場の変化に参加者が全力でコミットしたということ。単に見て帰る、聞いて帰るではなく津和野町の現場にGiveする姿勢で最終日に設定された学校長や魅力化スタッフへのプレゼン課題に取り組みました。二つ目に、参加者がチームとして学ぶということ。グループに分かれてのプレゼン準備もヒアリングも、授業内での振り返りの時間も個人でなくチームとして学びが高まるように意識し、行動できたことを皆で確認できました。研修を終え、修了式までの期間も同じ志を持つ仲間の繋がりを感じながら現場の変化に挑戦することができます。

20代(男性)地域おこし協力隊
 今回の津和野実習では、テーマが3つありました。1つ目は与えること、2つ目は仕組みを作ること、3つ目は手放すことです。実習を通して特に印象深かったのは、3つ目の「学ぶ人の力を信じて手放す」という視点です。これまでの自分は、学ぶ側に必要なことを作り上げて「教える」というスタンスでした。しかしながら、実習を通して津和野高校の先生や生徒の高い自主性を見ると、学ぶ人の可能性を信じて任せることで、学ぶ側の主体性が大きく高まることがわかりました。現在、自分の現場では、来年度の総合的な学習の時間のカリキュラム作っています。今回の実習で得た「信じて手放す」という視点を、本校のカリキュラムデザインに活かしていきたいです。

20代(男性)会社員
  津和野実習では、「生徒主体の学びのプロセスを構想する」をテーマに総合学習の授業やグローカル・ラボ、町営塾HAN-KOHでの取り組みを事例に関係者にヒアリングをしました。今回は高校魅力化の取り組み全般ではなく、学びのプロセスに焦点を絞ることで学校・地域活動・公営塾という場で行われる教育活動がどのように位置づけられ、影響し合っているのかを受講生同士で検討することができたのは自分達の現場を見直す良いきっかけにもなりました。また、生徒の主体的な学びを深めていく支援体制は先生・地域の大人達・コーディネーター・塾のスタッフが一つのチームとして支えていくことでより良い学びのプロセスづくりにつながる、というたしかな手応えを感じさせてもらえる実習になりました。

-----実習の様子----

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津和野高校部活動「グローカル・ラボ」への参加

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魅力化コーディネーターとの討議


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成果発表会