地域教育基礎論

授業科目名 地域教育基礎論
主担当教員 小田 順二
開講月日 2017年4月
時間数 21時間
授業形態 講義(オンデマンド配信)
授業の目的 地域教育を魅力化するためには、地域教育を実践する場の変遷や理論などの基礎知識が必要となる。本授業ではコーディネータの基礎知識およびセンスを高めることを目的とする。

達成目標

(達成度)

  1. 教育プログラムを実践する際の背景となる教育政策、経営、法規について説明することができる。(知識)
  2. 教育プログラムを実践する際の背景となる教育方法、評価についてについて説明することができる。(知識)
  3. 教育プログラムを実践する際の背景となる経済、行政、公共政策について説明することができる。(知識)
  4. 身につけた知識を活用することができる。(態度)
授業の内容
各回の授業内容担当教員
1

地域教育基礎論ー1

本講義では、「地域」を単位とした教育計画が求められる社会的背景を受講者に理解してもらうため、教育の目的・意義と教育計画との関係を中心に説明しています。社会にとって「教育」がどのような意味を持つかを、特に「公教育」を中心に論じています。また、教育計画について、「地域」における教育計画が歴史的にどのように移り変わってきたかを踏まえ、現在そしてこれから教育計画に求められる課題を考えていきます。

教育学研究科

(教職大学院)

准教授

2

地域教育基礎論ー2

本講義では、地域社会における「教育」の役割について、生涯学習の視点から説明しています。はじめに、「生涯学習」に関する理解を深めるため、生涯学習に関連する諸概念の説明を行っています。次に、生涯学習が求められる社会的背景について取り上げ、現代社会における「生涯学習」の重要性を検討します。最後に、「教育」が社会変革において、どのような役割を果たすことができ、また果たすべきかについて考えていきます。

教育学研究科

(教職大学院)

准教授

3

地域教育基礎論ー3

本講義では、公教育制度を貫く基本理念の理解をもとに、教育の「経営」が求められる社会的背景を考えていきます。公教育の中心を担う学校教育が、法的・制度的にどのようなものであるかを説明しています。さらに、公教育に大きな影響を与える教育行政の役割について取り上げます。また、学校教育が社会において、どのような役割を果たしているかを「公共性」という視点から説明し、現在の学校教育がいかなる社会状況のもとにあるのかを踏まえ、これからの学校教育のあり方を考えていきます。

教育学研究科

(教職大学院)

准教授

4

地域教育基礎論ー4

本講義では、学校教育に関して、地域との関係づくりが求められる現状を理解することを目指しています。社会を構成する要素の一つとして学校を位置づけ、地域と連携するにあたっては、学校が組織として動くことが求められることを説明しています。また、学校が組織として動くためには、適切な学校経営が行われなければなりません。本講義では、学校経営に関する諸概念の理解を通して、目的・目標に基づいた学校経営の重要性への理解を深めます。

教育学研究科

(教職大学院)

准教授

5

教育臨床心理学概説ー地域教育の課題

今回から2回にわたって,教育臨床心理学の視点から「子ども理解」についてのお話をしますが,できるだけ地域の教育活動を構想する上で,フロンティアのみなさんの参考になるよう内容を絞り込みました。

第1回ではまず子ども理解とは何かについて考え(1-1「子ども理解とは?」),次に現代のおとなと子どもの関係にどのような特徴があるかについて検討します(1-2「現代のおとな―子ども関係について考える」)。さらにそれが現代の子どもの対人関係やコミュニケーションにどう反映されつつあるのかを考えます(1-3「対人関係の育ちについて考える」)。以上をとおして地域の教育魅力化に求められているものについて考えてみましょう。

教育学研究科

(教職大学院)

教授

6

教育臨床心理学概説ー地域教育で育てたいもの

前回を受けて地域教育で育てたいものについて,より踏み込んで考えます。今の子どもたちはコミュニケーションの力が弱いとよく言われますが,ではコミュニケーションとはどのように育つものなのか,その1つのモデルを示して考えてみます(2-1「コミュニケーションの育ちについて考える」)。この話をベースにして,次に「リアルな体験」が心理的にどのような意味をもつのか,人と関わることの中から何が育つのかについて検討を進めていきましょう(2-2「地域教育で育てたいもの〜リアルな体験と団らん〜」)。

最後に2つの自信を育てるということについてお話して(2-3「地域教育で育てたいもの〜2つの自信,BeingとDoing)」,全体のまとめにいたします。

教育学研究科

(教職大学院)

教授

7

認識と学習の理論的基礎

この講義では、学習活動を効果的に創出するための理論的基礎を修得することを目的とし、学習理論の歴史的な変遷とその認識論的背景を概観するとともに認識の成長の観点から「優れた学習」の在り方について考察する。学習とは古くは「行動形成」や「知識の習得」を目的とした活動であったが、現代的には、共同体を創出するコミュニケーション能力の育成として幅広くとらえられる傾向がある。

教育学部

教授

8

教育プログラムの評価

本科目は、教育プログラムの評価を学ぶことを主眼としたものであり、次の3部で構成されています。まず、第1部では、「評価を考える上での基本」を5W1Hの視点から確認していきます。続く、第2部では、「評価の歴史的変遷」について、日本における初等・中等教育における評価の変遷、特に絶対評価から相対評価、そして「いわゆる絶対評価」への移り変わりを学んでいきます。

最後に、第3部では、「現在求められている評価」として、ポートフォリオ評価とパフォーマンス評価について理解を深めます。特に、パフォーマンス評価におけるルーブリックの作成がポイントとなっていきます。

教育学部

准教授

9

地域産業論ー1

全2回の授業を通して、グローバル化時代における(1)地域経済社会の現状と課題、(2)地域づくりの視点(主に経済的側面)について学習する。授業(第1回)の前半部分では、地域間格差や地方創生政策などのトピックスや、「経済のグローバル化」、「地域」や「地域経済」などの基礎的な概念について理解を深める。後半部分では、資本主義の発展や企業行動と地域との関係性、グローバル化段階の地域経済社会の根本問題、地域づくりのために必要な視点について学ぶ。

法文学部

准教授

10

地域産業論ー2

授業(第2回)の前半部分では、人口、企業行動や政策動向に注目しつつ、日本の地域経済の動態について学習する。その際、高度成長期、低成長期、バブル経済期、バブル経済崩壊以後などの時期区分に沿って歴史的に学ぶ。また、日本の地域開発政策の特徴(企業誘致や大型プロジェクト開発などの外来型開発)や課題についても理解を深める。後半部分では、地域内再投資力や中小企業振興など、地域経済の持続的発展(または内発的発展)ために必要な視点ついて学習する。

法文学部

准教授

11

地域経済学-1

本講義では、地域経済を考える上での基礎となる人口に着目して、地域人口変化の特徴と人口が変化する要因について説明します。その上で、日本では集落が基礎となり地域社会が維持されてきましたが、その集落において現在起こっている問題と対応について、集落活動センターや地域自治組織の事例を踏まえて説明します。これらを通して、地域経済の現状を分析する力や地域社会の再生のあり方を考える力を養うことを目的とします。

生物資源学部

講師

12

地域経済学ー2

本講義では、地域の農業を基礎にした発展の可能性を考える上で基礎となる農業の地域性と農業関連産業について説明します。その上で、イノベーションの概念と農村における価値形成について事例を踏まえて説明します。特に、日本の国土の約7割、耕地面積・総農家数の約4割を占める「中山間地域」を中心に説明します。これらを通して、地域経済の現状を分析する力や地域経済の発展のあり方を考える力を養うことを目的とします。

生物資源学部

講師

13

地方自治法

ふるさとを魅力的なものにしていくさまざまな活動も、法制度の枠組みのもとで実施されます。地方自治法の講義では、憲法および地方自治法に定められた規定を手がかりに、地方自治法制の全体像について見ていきます。まず、現行憲法が地方自治制度を保障したことの意義を確認した上で、地方自治法に定められた諸制度を学習します。具体的には、地方公共団体に認められたさまざまな権能(団体自治権)と、それらの権能を行使する議会、首長の役割を学習します。さらに住民監査請求、住民訴訟、住民投票制度などの住民の権利(住民自治権)を学習します。最後に、国と地方公共団体の争いを処理する諸制度について学習します。これらの内容を通じて、法制度上、地方自治制度がいかに重要なものと位置づけられているのかを体感できるでしょう。

法文学部

准教授

14

公共経営とNPO

本講義では、公共経営(論)に関する主要な論点を知ることを第一の目的としています。大きくは三つの柱からなります。①公共経営(論)の全体像を把握すること、②(その代表的な担い手たる)NPOに関する基礎的な知識を得ること、③公共経営(論)の重要概念である「協働」について(留意点とともに)理解すること。なお、補論的に、公共経営(論)に関する現実のトピックを、担当者の実体験と雑感を交えながら紹介します。

法文学部

准教授

授業の進め方 e-ラーニングによる講義およびレポート課題
テキスト 授業7,13の授業資料は,開講式の時に配布します。以外の授業資料は,島根大学LMS(Learning Management System)ムードルからダウンロードできます。
参考文献  
成績評価の方法
評価方法配点の割合達成目標との対応
各授業の課題レポート 90(6×15)点 (3),(4)
最終レポート 10点 (1),(2)
レポート作成要項は,ムードルにアップロードします。
履修上の指導  
オフィスアワー

授業全体のマメネジメントは小田が担当します。質問や相談はメールあるいは電話で主担当教員(小田)までお願いします。

電話 : 平日 9:00-17:00

メール : 一両日中に回答します。

その他 それぞれの授業の構成については,変更になる場合があります。